おいしい菊芋を栽培する方法│味を決めるのは植え付け時期がポイント
菊芋は最近注目されている健康野菜です。
カロリーも低いし血糖値も上がりづらいという
ダイエットをしたい人にとってはありがたい野菜ですね。
それに伴って自家栽培をしたい人も増えています。
今回は菊芋の栽培に適した時期を説明します。
まず最初にこの内容は愛知県瀬戸市で育てているので
中間地区と呼ばれるくらいの温度の場合です。
もっと南だったり
もっと北の場合は少しずつずれますのでご注意ください。
南なら、早めに植えつけられます。
北の方なら遅めになると思います。
標高が高いと温度も低いのでその点もご注意くださいね。
ちなみに、沖縄では育てられないです。
詳しくは菊芋栽培の注意点をご覧ください。
菊芋の植え付け時期
菊芋は4月~5月ごろに植え付ける野菜です。
時期は上記した通り
ご自身の住んでいらっしゃる地域によって変えてください。
ですが、私は去年栽培した菊芋を
そのまま土の中で保存しておいて
収穫するときに小さな芋を土に埋めてやって
そのまんま、栽培する方法を取るので
時期とかはあまり関係なく植えつけています。
これでも、
菊芋は寒さに強いので土を厚めにかけておけば
暖かい時期になると勝手に芽が出て十分に育てられます。
まあ、それでは育たない可能性もあるので
正しくやりたい方はこの時期を守って植えつけましょうね^^
このやり方はなまぐさ農家のやり方です(笑)
植え付けるときの肥料と畝幅と間隔
菊芋は肥料をたくさん欲しがる野菜なので
植え付ける前には堆肥や化学肥料を十分にあげてください。
私の場合は豚糞と牛糞と鶏糞のブレンドを与えています。
植えつける畝幅は80~100センチ
植えつける菊芋の間隔は
粘土質なら40~60センチ
砂地の柔らかい所なら80~100センチです。
なぜ、土質によって変えるのかというと
粘土質の場合は
土が固いので芋がギュッと固まって育ち、
砂地質の所なら
土が柔らかいのでどんどん横に広がって育つからです。
なので、たくさん作りたいなら間隔は狭くてもいいですが
お隣同士で根っこや芋が
絡み合ってしまうのであまりお勧めしません^^;
ぶっちゃけ畝を立てなくても育つのが菊芋の強さなのですが
今回はそう言わずにちゃんと畝立てをしましょう。
畝を立てる理由としては
水はけを良くするとか
畝がある分、
盛り上がった部分に芋がたくさんできるから
収穫がしやすいなどの理由があります。
後は、私の畑なら野菜を作り続けていて
土もそれなりにできているから畝もなしでも出来るけど
初めて作るような畑では土もあまりよくないでしょうから
そうもいかないと思います。
私もそうですが手で収穫するなら
断然畝があったほうが収穫が楽です。
最初に楽をすると後から苦労します(笑)
菊芋ってこう考えると相当強い野菜ですよね。
ネット上では栽培が難しいとか
色々書かれていますが、私はそうは考えません。
簡単にできる代わりに収穫作業が大変で、
さらに収穫し忘れると野生化してしまって、山が菊芋だらけになったりする
という事があるので、その点を注意したら
きっとおいしい菊芋がたくさん取れると思います。
この他に
栽培中に気を付ける事はこちらから確認してください。
菊芋をプランターで育てたい方はこちらをどうぞ