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【空芯菜栽培の注意点】農家直伝!発芽率が悪くなる原因と対策

空芯菜を栽培しようとするときに
ほとんど発芽しないときがあります。

今回は発芽率が悪くなる原因と対策を解説します。

 

空芯菜の発芽率が下がる原因

 
空芯菜の発芽率が下がる原因は
私の経験上、3つあると考えています。

・植え付け時期が悪い
・種が古いと発芽しない
・水分が少ない所で植えつけた

この3つが発芽率を大きく下げる
原因になるのではないかと考えます。
 

植え付け時期が悪い

 
空芯菜は主に東南アジアで育てられる野菜です。
寒すぎると発芽しません。

特に霜が降りる頃は多分育たないと思います。

なので種まきの時期には気を付けましょう。
夏野菜と言えば暖かく加温して3月ごろに種まき。

というイメージかもしれませんが、
そういうのは向かないと思います。

私の場合は遅霜の心配がなくなった
5月中ごろに種まきをします。
それでも1か月後には収穫が出来始めます。

また、7月位まで種まき可能ですし
もしかすると8月でもできるのかもしれません。

まあ、そのころに種まきしても
収穫が始まるのが9月ごろ
収穫が終わるのが11月頃であまり効率が良くないです。

 

種が古いと発芽しない

 
私は空芯菜を3年以上育てているのですが、
前の年の種を蒔くと発芽率が格段に下がります。

まあ、当然と言えば当然ですね。

どの種でも買ったその年に使い切るのが基本です。

空芯菜はそれでも生えやすい方だと思います。
私は前の年に余ってしまった種を
ずっと軽トラのダッシュボードに入れていて
今年種まきをしました。

その結果が上の写真です。
小さい苗は蒔きなおした空芯菜が発芽したものです。
手前右側と中ほどの大きな空芯菜の場所のみ発芽しました。

つまりほどんど発芽していません。

種まきをする時は
もったいないと思うかもしれませんが、
新しく種を買って種まきをする事をお勧めします。

 

水分が少ない所で植えつけた

 
ほとんど発芽しなかったりする理由で
一番大きなものは多分これだと思います。

空芯菜はこちらの記事でも書きましたが
水分が大好きな野菜です。

海外ではイカダの上で
水面を茎を走らせて育てるくらい
水分が好きな野菜なんだそうです。

なので、種まきをしてから
数日水分が無くなって
カラカラの土になっただけで発芽率は下がります。

私は常に水がべたべたになる場所で育てていますし
そうじゃない場合は毎日水やりをして育てています。


 ↑↑↑
畝間に水が溜まっています。

たとえば、もともと田んぼで水分が溜まりやすい所とか
隣の田んぼから水が降りてきてしまう場所など
水やりしなくても水が多い所で育てるのがお勧めです。

それに常にべたべたな場所なら
水やりの手間が省けますからね^^

楽が好きな私にはちょうどいいです。

特に種まきをしてから発芽するまでは
水を枯らさないように
種まき後に敷き藁などをしいて水分が蒸発しづらくしましょう。

種まきの前日に種を水に浸けておくのも
発芽率が安定するのでおすすめです。
 
 
以上が

空芯菜が発芽率が悪くなる原因と対策でした。

空芯菜は夏の端境期にどんどん取れる野菜なので
ぜひ上手に育ててたくさん取ってくださいね!


 

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