オクラの栽培方法 » 柔らかいオクラを栽培する方法|実が固く育ちすぎるときの理由と対策
スポンサードリンク

柔らかいオクラを栽培する方法|実が固く育ちすぎるときの理由と対策

オクラを育てていると真夏の時は
1日取り忘れるとすぐに大きくなっちゃいますよね^^;
そうならない為に実が育ちすぎて固くならない方法をお話します。

実が大きく育ちすぎる理由

 

オクラの実は1日で一気に大きく育ちます。
特に、真夏の頃はどんどん大きくなります。

お仕事をしながら家庭菜園をしたり市民菜園を借りている場合など
なかなか収穫に行けなかったりするとは思いますが
毎日は収穫にはいけないですよね^^;

ですので、2日くらいに1回収穫に行けばどうにかなる

という育て方を紹介します。

オクラの実が大きく育つ理由は
季節とかのせいもだいぶありますが、
木の成長が良すぎるからだと私は考えています。

これは樹勢が良いとか樹勢が強いとか言います。

オクラは肥料があまりなくても育ちます。
そして、木が細くてもそれなりに実が付きます。
ですので、この樹勢を弱めてやれば大きくなりづらいです。

オクラの樹勢を弱める方法

 

オクラの成長の勢いを弱めてやると
オクラの実の成長もゆっくりになります。
これをする事で、毎日収穫いていたのが少し間隔を取る事が出来ます。

具体的に樹勢を弱める方法として3つほど実践しています。

1.オクラを1か所に4本くらい植える
2.オクラを収穫した後に葉っぱを落とす
3.肥料をやり過ぎない

 

1.オクラを1か所に4本くらい植える

 
オクラが大きくなりすぎるのは
地面にオクラの根っこが張りすぎていて
どんどん栄養や水分を吸ってしまうからだそうです。

なので、そうならない為に
1か所にオクラを何本か植える事で
木の勢いを弱くしてオクラの実の成長をわざと遅らせます。

こちらの方法はこの記事で詳しく書いていますので読んでみてください。
1か所で4本も植えてやるわけですが、
こうしても最終的な収穫量はあまり変わらないそうです。

その代りに毎日収穫の必要があったものが
2,3日に1度で良くなるので、
家庭菜園の方にはいいのではないかと思います。

写真を見てもらうとわかるかもしれませんが
私も1株に4本とか3本立ちで育てています。

これでも結構取れてますよ^^
毎日少しずつ取れるので産直には出しやすいかな。

 

2.オクラを収穫した後に葉っぱを落とす

 

オクラの樹勢を弱くするためには
葉っぱの数は減らしておく必要があります。
なので、オクラの実を収穫した後は実の下の葉っぱは取ってしまいましょう。


オクラの実の下に葉っぱ(茎)がありますよね?

その茎の部分もはさみで切ったり手で折り取ります。

これは知らない人が多いですけども、実を取った後に葉っぱを取らずにいると
オクラの木も成長しやすいですし、
オクラの実もどんどん大きく育ちやすいです。

ちなみに、オクラの葉っぱは実のついていない下の部分と
まだ、花が咲かない上の部分しか残らないツンツルテン状態になります(笑)

見た目は結構かっこ悪いですが、
農家の仲間に話を聞いてみるとみんなそうやっていますね。
この方法はオクラの実が大きく育ちすぎて固くなるのを防ぐ一つです。

ちなみにオクラの収穫の最後の方は結構不恰好です^^;
 

3.肥料をやり過ぎない

 
オクラはそんなに肥料が必要としない野菜です。
なので、最初からそう沢山の肥料は必要としません。
そして、肥料をやりすぎると大きくなりすぎたりします。

じつは、その逆で肥料をあげなさすぎても
なかなか成長してくれずに実は大きくないのに
固くなってしまう事もあるそうです。

私の経験上たぶん、これは肥料のやり過ぎではなく
水分が足りなかったからこうなるのではないかと思ってます。

肥料で成長が一気に変わるというのはありますが、
それ以上に水分の多さで野菜の発育って変わります。
なので、水も肥料も適量与えてやってくださいね。

さらに、大きく育っても固くなりづらいオクラの品種として
島オクラというものもありますので、そちらを試してもいいでしょうね^^

以上が、オクラの実が大きく育ちすぎるときの理由と対策方法でした。
オクラは体にも良いので
夏の緑が少ない頃、夏バテ防止にもたくさん育ててみてください!

 

スポンサードリンク