オクラを綺麗に育てる上手な栽培方法|発芽しない原因と対策を教えます!
オクラを栽培していると、
せっかく種まきをしたのに
ほとんど芽が出ない事もあると思います。
今回はオクラが発芽しない原因とその対策方法をお話しします。
オクラは発芽適温が高く、
15度~25度くらいで発芽すると言われています。
実際私も5月ごろに種まきしたオクラはほとんど発芽しませんでした。
この写真はまき直ししたオクラが発芽したところなのですが、
写真の上の方に生えているオクラが大きいのが分かりますかね?
大きいのは最初の種まきで発芽したものです。
なので6月に入ってから蒔き直しをして7月末現在
ようやく収穫できるかな??
という所まで育ってきました。
これが、6月の蒔いたものがちゃんと育っていたら
とっくに収穫を迎えていたと思われます。
ですがこればっかりは自然の事ですから、どうしようもありません。
そんな経験も元にして
どうやったら上手に発芽させられるかを
オクラの栽培方法からお話しします。
オクラを栽培する場合の前準備
オクラはあまり肥料が要りません。
なので、自然農の方も結構好んで育てています。
そして、肥料をやりすぎると木ボケが起こります。
木ボケとは肥料をやりすぎて
木(苗)ばかり育ち、実や花が付かない現象の事です。
木ボケの対策は今後書いていきますね^^
実際に私は
有機石灰と鶏糞のみで育てていますが結構育ちます。
つまり、無理して化学肥料をたくさんやる必要はないという事です。
化学肥料を使う方は少なめにしておきましょう。
肥料を蒔いたら、畑をよく耕して畝立てをします。
畝の高さは10センチ~15センチの普通くらいの高さで大丈夫です。
畝の幅は70~90センチくらい
そこにオクラの種を2条に種まきします。
5月とかの寒い時期に育てる場合は
畝にマルチを張って地温を上げてやりましょう。
私はマルチを張らずに種を直接蒔いた所
ほとんど発芽しませんでした^^;
実際にはオクラはマルチなしでも良く育ちますが
上記した通り、地温が低いと発芽率が一気に下がるので
まだ、寒い頃から育てようと思ったらマルチをした方が確実でしょう。
オクラの種まきの方法
オクラは上記の畝幅の場合1畝に2条(2列)に蒔きます。
その際の株間(植え付け間隔)は30センチ~50センチにします。
もし直接種を蒔く(直播)の場合は1か所に3~4粒蒔きます。
その後にしっかりと水をやりましょう。
この際に種を深く埋めすぎないようにしてください。
深く埋めすぎるとこれもまた発芽率が下がります。
この写真はかなり適当に種まきしたら
まばらになってしまったオクラの畝です。
温度は十分だったので種の深さの問題だと思われます。
種は前日の夜から水かぬるま湯などに浸けておくといいです。
水に種を入れた時、浮いてくる種は不良なので捨ててしまいましょう。
これで発芽率がぐんと上がります。
また、寒い頃はポットに種を蒔いて苗を作り
植えつけてもいいと思いますが、
オクラは直根型と言われるタイプの根を持つので移し替えに強くありません。
なので、苗を作るなら移し替えは早めに行いましょう。
ポットの下まで根が付いてから移し替えると枯れやすいです。
こまめに面倒が見られない場合
もしあなたがオクラの様子を毎日見に行けない場合は
種を1か所にたくさん蒔いて、
3本とか4本オクラを生やす事をお勧めします。
こうする事で、オクラの成長がゆっくりになるので
収穫の遅れから実が固くなる事をが防げます。
その代り、種代がかかります。
ちなみに、オクラをポットで買ってきて植えつける時に
オクラは3本とか芽が出ていると思いますが、
1本ずつに分けたりしないでそのまま植えてください。
前述のとおりオクラは直根型の野菜なので
下に太い根がまっすぐに伸びます。
その根を傷つけると成長が著しく阻害されたり枯れたりします。
なので、ポットは苗を分けずにそのまま植えつけて
大きくなった時に1本立ちとか2本立ちにしてあげましょう。
オクラが発芽させる為の対策方法
最後にオクラが発芽しない原因と対策をまとめます。
オクラが発芽しない原因は
・地温が低すぎる
・オクラの種を深く植えすぎる
・オクラの根を傷つけてしまう
オクラが発芽しない場合の対策
・地温を上げるためにマルチを張る
・暖かくなってから育てる
・直播の場合は前日に種を水に浸ける
・種まきの際に何粒か蒔く
・浅めに種まきをする
・移し替える際は根を傷つけないようにそのまま植える
以上が
オクラの栽培方法と
発芽しない原因と対策でした。
これでばっちり育てて
いっぱい収穫してくださいね!!