里芋の栽培方法 » マルチで里芋を栽培する方法│効果が高い肥料の種類を選ぶのがコツ
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マルチで里芋を栽培する方法│効果が高い肥料の種類を選ぶのがコツ


 
里芋の栽培方法には2種類あります。
一つは従来の育て方として
マルチをかけずに伸びてきた茎を追肥しながら土寄せする方法。
 
 
もう一つとしては
植えつけた後にマルチをかけてしまい、
追肥をする事無く育ててしまう方法です

 
 
私は合計4反(4000㎡)以上の畑を借りていますので
ぶっちゃけ簡単な管理方法じゃないと手が回りません。
だから、今回紹介する里芋の栽培方法も
 
 
出来るだけ簡単に里芋を管理したいなら
きっとお役にたてるんじゃないかと思っています。
 
 

里芋のマルチ栽培の方法

 
 
まず里芋は芽出しをしておきましょうと言われますが
種イモを買ってきていて
里芋のたいらの部分にちゃんと芽が付いているなら大丈夫です。
 
 
ちなみに、タキイ種苗の種イモ
農協の種イモを買えばほとんどの場合
少し芽が出ている状態の物が売られていると思います。
 

 

種イモは大きい物で芽がつぶれていない物を選びましょう。
芋がの中身がスカスカの物はいくら安くても辞めておきましょう。
 
 

 

植え付けの時期は3月から5月位までです。
愛知県の場合なので、ほかの地域では変わってきますので
農協や農家の方に聞いてみてくださいね。
 
 
まず最初に肥料をたっぷりあげてください。
化学肥料を使っている場合なら農協のIB化成という肥料を。
有機のみで育てている場合は豚糞をたっぷり土にかぶせます。
 
 
IB化成は遅行性の肥料と言われ
半年間くらい肥料の効果が続きます。
これにより、サトイモに追肥の必要が無くなります。
 
 
豚糞も肥料の効果が長く効くので、
私は有機栽培の場合でも豚糞肥料を一杯与える事で
里芋のマルチ栽培を行っています。

 
 
これで施肥はオッケーです。
肥料をかぶせたら土を良く耕して
畝の高さ15~20センチ畝幅を70センチで畝立てをしてください。
 

 
その畝に里芋を1条で植えつけます。
植え付けの間隔は50~70センチで1個ずつ植えつけます。
植えつける際に20センチほど掘り
 
 

 
 
里芋の芽を横に向けすべて同じ方向にそろえてください。
こうする事でだいたい同じところから芽が出てくるので
1列にそろえる事が出来るようになります。
 
 
植えてしっかりと土をかぶせたら
その上からマルチをかけてやります。
そして、1か月ほど待つと芽が出てきます。
 
 
芽が出てくるとマルチを突いて来るので
その部分のマルチを少し破ってあげて
芽を地上に出してあげましょう。

 
 

 
 

栽培中の管理

 
里芋の種イモにはメインとなる芽
その他にも小さな芽が何か所かあります。
それらからも茎が伸びてきて葉っぱが出るのですが
 
 
一番最初に出てきた茎以外の
小さな茎や葉っぱは折り取ってしまいます。

こうする事で、1個だけの親芋へ集中して肥料が効くので
 
 
大きな里芋を収穫する事が出来るようになります。
真夏で葉っぱが茂ってくる頃になると
緑色の虫が一杯葉っぱに付きます。
 

ほったらかしにしておくと
どんどん葉っぱを食われて枯れますので注意が必要です。


 
 
私は農薬は使わないので、
軍手でブチブチつぶしてしまいます。
そして、効果があるかどうかは不明ですが
 
 
竹酢液を200倍に薄めて葉面(葉っぱの表面)散布します。
これをかけてやると芋虫がウネウネするので
きっと効果があるんだと私は信じています(笑)
 
 
さらにくわしい里芋の害虫対策はこちらからどうぞ。
 
 
これ以外で重要な事は
里芋は水分を多く与えないといけないので
常に土が湿めるくらい、水を多めに与えてください。
 
 
これ以外に特にやる事はありません。
簡単ですよね。
これで植え付けから半年ほどで収穫する事が出来ます。
 
 
以上が里芋のマルチを使った栽培管理方法でした。
この方法でも大きな里芋が結構取れるので
いっぱい収穫してくださいね^^

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