里芋の無農薬栽培での害虫対策|竹酢液と木酢液を効果的に使う方法
里芋を無農薬で育てていると
どうしても出てきてしまうのが害虫です。
私自身は農薬は一切使わないのでかなり苦しめられています^^;
害虫とは言っても
土の中でも虫はあんまり被害にあっている印象はないです。
ひどいのは夏の頃の緑色のイモムシです。
どんな名前とか種類は調べてみてもいまいち分からないですが、
こいつらは葉っぱに付くと大量に葉っぱを食べるのでかなりやばいです。
しかも、たいてい虫の卵が一杯産み付けられていて
かなりたくさん孵化するので
そいつらに一斉に葉っぱの表面を食べられると
そのまんま放置しておいたら、すぐに葉っぱが無くなるほど食われます。
そして、葉っぱが無くなるほど食べられると
葉っぱが枯れてしまうので
芋の成長が著しく阻害されてしまいます。
私の場合は無農薬栽培をしているので
基本的には農薬というか薬を使いません。
厳密にいうと農薬というのは虫を退治できるものを指すので
今回紹介する物も農薬に含まれるのですが
自然に作られたものなら良いと思っているので
人のあげ足を取ったり
細かい考えを気にしてギャーギャー言いたいだけの人は
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里芋の害虫対策
ことサトイモに関しては
2つの手順で害虫対策をしています。
どちらもとてもシンプルです。
まず最初は軍手をして補殺する。
めちゃめちゃシンプルでしょ?^^;
ですが、これが一番効果があります。
捕殺というのは捕えて殺すって事です。
つまりぷちっとつぶすって事です。
私は昆虫とかすごい嫌いなので
つぶして体液が出るのが嫌で嫌でしょうがないです。
それが軍手に染みるとか
気持ち悪くてしょうがない(笑)
だから、軍手の表面には
ビニールのコーティング?がしてある軍手を使っています。
だから、芋虫も気にする事無くブチブチつぶしています。
そして、つぶした後に
次のイモムシが付かないようにするために
もう一つの方法を行います。
嫌いなにおいのする物を付ける
今回の場合は
木酢液・竹酢液を葉っぱの表面(葉面(ようめん))に散布する。
という方法を紹介します。
これ以外にも
虫のきらいなにおいがする物を置いておいたり、
塗ってやると効果があるらしいです。
これを忌避効果と言います。
忌避効果というのは忌み嫌うというにおいを付けてやることで
虫が卵を産み付けなくなったり、
どこかに逃げて行ってしまう事を狙っているので
それ自体で虫が死ぬというわけではありません。
ですから、最初に虫をつぶしてからでないと
せっかく葉っぱに散布してあげても
効果が大きくは期待できないですよね。
なので、最初に虫をぷちっとやってから
これらを撒きます。
木酢液と竹酢液の使い方
木酢液と竹酢液はホームセンターなどで売られています。
原液で売られている場合と
すでに、水で薄めてある場合があるので確認してください。
原液の場合は200倍くらいに薄めます。
たいていホームセンターのはすでに薄めて
2リットルのペットボトルなどに入って売られているので
そこの説明書きに書かれている分量の通り薄めてください。
そして、それを噴霧器と呼ばれる
霧吹きなどに入れて葉っぱの表面と裏側が
濡れるくらいかけてやりましょう。
なぜ、ジョウロでかけるのではなく霧吹きかというと
ジョウロでは葉っぱの裏側がかけられないのと
大量に木酢液などが必要になるからです。
木酢液や竹酢液の薄めた液をかけながら、
葉っぱの表面に虫がいないか
卵が産み付けられていないかなどを確認しましょう。
そして、霧吹きをかけられると
芋虫はウネウネするので
それで気が付いたら、またつぶしてやります。
これを里芋に虫が付いているのを確認してから
1週間に2回くらい行って
数がへったら、週1回に減らし
全く見無くなったら、
暑い頃でまだ虫が出そうなら
1か月に1回くらいかけてやりましょう。
そうこうしている間に秋になって
虫は自然と減ってくると思います。
そうなったら、もう撒く必要はないです。
以上で無農薬の場合の
里芋の害虫対策の話は終了です。
多分里芋に虫が付く時期としては
夏くらいから秋口にかけて位だと思うので
その際にはぜひ活用されてくださいね^^