人参の栽培方法 » 人参のおいしく栽培する方法|大きく育たない理由は何?
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人参のおいしく栽培する方法|大きく育たない理由は何?


  
人参は上手に育てないと大きくなりません。
特に重要なのは
  

・間引きをして人参同士の間隔を広くしてあげる事
・肥料をちゃんとあげる事が大切です。

 

私の場合は人参は有機堆肥のみで作っています。
理由は化学肥料を入れるよりも
人参臭くておいしいにんじんが育つからです。

  
サイズ的には
初めに栽培した時はあまり大きくならなかったのですが
次の時以降は工夫したので
一般的に売ってる人参と同じくらいが収穫できました。

  
では、具体的な人参を大きく育てる方法をお話しします。

  
1つ目は
間引きをして人参同士の間隔を広くしてあげる事

  
人それぞれ栽培方法が違うとは思いますが
人参は条蒔きに種を蒔く場合が多いです。
特に、筋蒔きの場合は種を細かい間隔で蒔いていくものなので
 

 

少し本葉が出てきた時点で間引いてやる必要があります。
本葉2枚くらいで間引きを少しします。
人参の間隔は3~5センチくらいになるように間引きましょう。
 

 
この時に間引いた人参は、まだぜんぜんサイズが大きくないので
間引き菜としては食べられないと思います。
私の場合は畝と畝の間に捨てちゃいます。
 
ちなみに間引きの時期が遅くなるとこんな感じで
人参同士が絡まってしまいます。 

  
そして、本葉が5枚くらいになった時点で
間隔を10センチ~15センチくらいになるようにさらに間引きをしてあげましょう。

  
この10センチにするか15センチにするかは
人参の品種にもよるので種の袋を確認してみてください。
そこに書いてある間隔でOKです。
 

手間をかけずに効率的に育てるなら

  
ちなみに、私の場合は草取りが面倒だし、
地主さんに雑草取るように言われるので
玉ねぎ用の穴あきマルチ(15センチ間隔で5列の穴が開いてるマルチ)を使い
  

  
種もペレット種子と呼ばれる
コーティングしてある種を使って
1穴に1粒ずつ種まきをして育てています。
  

  
これでも意外と育ちますし
間引きの必要も草取りの手間も無くなるのでお勧めですよ^^
  
ちなみにマルチをせずに
草取りをさぼると除草剤もしないので
このくらい雑草が生えます^^;
  
抜くのめちゃ辛いです。。
でも抜かなきゃ大きくならないっていうね・・・
  

  
そして2つ目に
人参を大きくするために大事な事として
肥料をちゃんとあげる事が大切になります。

  
上記のとおり私は人参については化学肥料を一切使っていないので
畜糞堆肥を使って育てていますが
特に、牛糞堆肥と豚糞堆肥、鶏糞堆肥を使っています。
  


  
そして、これも大切なのですが
追肥はしません。

  
追肥をした方が大きくなるのかなと思っていますが
まあ、しなくても大きくなるならそのほうがいいでしょう?(笑)

  
一人で畑をしている私としては効率化も大事なので
出来るだけ楽に育てられる方法を模索しています。
  
追肥をしないので元肥(がんぴ・もとごえ)としては
堆肥を結構多めにあげています。
畑の土の7割が見えなくなるぐらいの堆肥を撒いてよく耕します。
  

そして、畝立てをします。
畝の高さは人参の大きさぐらい(18センチくらい)にはしておきましょう。
そうする事で根腐れが減る場合が多いです。

  
ちなみに金時人参の場合はサイズがでかくなるので
もっと高畝にしてくださいね。

  
種まきは畝を立てた後2週間は待った方がいいです。
その間に堆肥の中の
まだ発酵が進んでいないところも発酵が終わる気がしています。

  
なので、種袋にも
植え付けの3週間前に堆肥をやりましょうと書いてある場合が多いです。
私の先生曰く、雨が降れば結構すぐに植えてもいいらしいです。

  
それと堆肥の固まりがあったり
発酵が未熟な物が土に入っていると
人参の根が又割れしてしまいます。
  

  
自家用で食べる分にはそれでもいいでしょうが
食べられる部分も少ないです。

  
そうならないためにも
堆肥を撒いた後は良く耕して
土の中で堆肥と土が混ざるようにしてください。
  

人参の種まきと上手に発芽させる方法は
こちらで記事にしていますのでよかったらどうぞ^^
  
 

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