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たまねぎを上手に栽培する方法|植え付け時期と土作りを紹介します。

たまねぎの栽培は
私の住んでいる愛知県瀬戸市では
そこまで難しくありません。

植え付ける苗がそれなりに大きい物なら
枯れて無くなる事も少ないし、

買った苗ならとうだちして
葱坊主が出来る可能性も低いです。

今回はたまねぎの植え付け時期と
玉ねぎの為の土作りの方法をお話しします。

 
 

たまねぎの植え付け時期

 
春に収穫する場合は
越冬させて育てるので
早生から中生・晩生までで変わってきますが、

10月中旬から12月上旬が植え付け適期です。

早生は植え付け時期が早い分収穫も早いです。
お米を植える前に収穫するという方もいます。

晩生は遅く植え付けをしても大丈夫ですが、
収穫が梅雨にかかってしまう事もあります。

 
 

植え付け前の土づくり

 
たまねぎを植え付けする際の
畑の準備としては3つほど注意点があります。

1.酸性土壌が好きじゃない
2.カルシウムが必要
3.窒素は少なめがいい


 

1.酸性土壌が好きじゃない

たまねぎは酸性土壌が好きではありません。
酸性土壌になっていると苗を植え付けた後に
苗が枯れて消えてなくなる事があります。

これはたまねぎのほかにも
にんにく、ネギ、ホウレンソウも
酸性よりもアルカリ性が好きなようです。

なので、植えつける2週間くらい前に
石灰を撒くといいでしょう。

具体的には苦土石灰か
有機の牡蠣殻や貝殻石灰と
呼ばれるものを撒くといいです。

消石灰は強いらしいのでお勧めしません。
というか
私が使った事がないので分かりかねます。

 

2.カルシウムが必要


↑↑
私がいつも使っている有機石灰です。

 

玉ねぎの特徴としてカルシウムが沢山いるそうです。
育つ時にたくさん必要になると
長年農業をされている方に教えていただきました。

それもあり、私の場合は
有機のかきがら石灰を撒いています。
地面が少し白くなる程度撒けばオッケーです。


↑↑
石灰を撒いた後の状態

他の肥料としては鶏糞堆肥を撒いています。
鶏糞の量も石灰と変わらないくらいです。
地面に黒い粒粒が見えるくらいで十分です。

肥料は植え付けの
2週間前から1か月前くらいに撒きます。

撒いてすぐに植えると土の中で発酵して
熱を持ち、玉ねぎの根を痛めてしまう事があります。
根を痛めてしまったものはやばり上手に育ちません^^;
 
 

3.窒素は少なめがいい

 
そして、玉ねぎでもなんでもそうなんですが
窒素が多すぎると、玉ねぎが腐りやすくなります。

その為に
長期保存がしづらくなるので注意が必要です。
特に玉ねぎやニンニクなど
長期保存するタイプの野菜は気を付けたいですね。

鶏糞を与える程度なら
そんなに気にしなくてもいいかと思います。
化学肥料をバンバンやりすぎるとそうなる印象があります。

私の育てたたまねぎは
毎年こんな感じの肥料ですが、

『ちょっと小ぶりだけど、身が締まっていておいしい』

と言っていただけています^^

そして、これは
有機肥料の特徴なのかもしれませんが

固い野菜でも、
火を入れるとすごく柔らかくなると
料理屋さんからも言っていただけています。

 
 

肥料を撒き終わった後は

 
肥料を蒔き終わった後は
畑を耕して、畝立てをしてください。
小さな家庭菜園程度なら必要ないかもしれませんが

穴あきマルチという
黒いビニールマルチに
穴がポコポコ開いた物を使う事をお勧めします。

これをする事で、

・草取りの手間が省ける
・肥料の持ちが良くなる
・たまねぎのサイズが大きくなる

など良い事がいっぱいあります。

デメリットはお金がかかるって事でしょうね^^;

畝の幅は穴あきマルチをするのなら
マルチの幅にもよるのですが、
畝の上の部分が80センチくらいになるようにしましょう。

植え付け間隔は苗と苗が
15センチくらいになるようにします。
穴あきマルチをしているならその穴に合わせるだけです。

 

↑↑
穴あきマルチをしてある状態の畑

以上で、
たまねぎの植え付け時期と
植え付け前の土づくりについての解説でした。

植え付けの方法はこちらの記事
写真と動画つきで解説しています。

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