ピーマンをたくさん栽培する方法|苗の植え方と正しい管理のしかた
今日はピーマンの栽培方法として苗の植え方と管理方法をお話しします。
苗の植えつけ方については
トマトもナスもきゅうりもほぼ同じなので
参考にされて下さい。
ピーマン栽培をする時は
もしあなたがピーマンを植え付ける場合は
絶対にマルチをしてください。
もしあなたがこまめに草取りをできるなら
毎日とか、2日に一回とか可能なら必要ないですけども
そうじゃないのなら是非マルチをした方がいいと私は考えます。
その理由は
ピーマンは害虫としてカメムシが付くからです。
そしてカメムシは野菜の株元、
雑草の根っこ。野菜の根っこの中に隠れている場合が多いからです。
つまりマルチをしない場合は
ちゃんと草取りをしてやらないとカメムシが大量に発生します。
そして私も経験があるんですが
マルチが無くても雑草取ってあげると結構きれいにいなくなります。
それがもし面倒ならマルチをしておいた方が管理も簡単にできます。
また、結構ピーマンって肥料がたくさんいますんで、
マルチには肥料を水で流させない土に留めておくという効果もありますから
やっておいたほうがいいんじゃないかと私は考えます。
では、具体的なピーマンの植え付け方を説明します。
ピーマン栽培する際の土づくり
堆肥を多めに入れておき
1か月くらい後に植え付けをしましょう。
植えつけ方については2条(2列)にする場合は、畝幅1m20㎝位。
一条植えする場合は畝幅を70cmにしてください。
苗の間隔(株間といいます)は40~50センチは欲しいです。
このくらい空いていないと苗が大きくなりづらいです。
苗の植え付け方
これはピーマンだけじゃなくて
ナス、トマト、きゅうりなどなど
苗にして植えつける場合はほとんど共通です。
手順としては
1.マルチに穴をあける
2.ポットをひっくり返して苗を土ごと取り出す
3.植えつけて畑の土とポットの土が同じ高さにする。
4.土を少しかぶせる
5.大きく育つ物(木のようになる物)には仮の支柱をする
6.稲わらや枯草・落ち葉などをかける
7.苗に水をやる
このようになります。
文章で説明するのは後からするので
取りあえずこの動画を見てください。
こんな感じです。
では詳細を説明します。
1.マルチに穴をあける
最初にマルチに穴をあけます。
今後の事を考えると丸く穴があけられる
道具で穴あけしたほうがマルチが破れづらいですが
どちらでも風が強く吹いたりしたら破れるので私は気にしていません。
さらに、穴をあけた際に土を掘って
ポットが植わるくらいの土を取り出しましょう。
これを植えた後に上からかけてやります。
2.ポットをひっくり返して苗を土ごと取り出す
次にポットをひっくり返して裏側から土を押してやり
苗を土ごとまるまる取り出します。
この際に苗を指で挟んでひっくり返すと持ちやすいと思います。
3.植えつけて畑の土とポットの土が同じ高さにする。
取り出した苗を土ごと先ほどあけた穴の所へ植えつけます。
植えつける際にポットの形に根っこが伸びていると思いますので
それをほぐしてやりましょう。
こうする事で成長が良くなる気がすると感じています。
また、植え付けの際は
徒長して伸びている苗でないのなら
地面と苗の表面の高さを同じくらいにしてください。
4.土を少しかぶせる
その上から先ほど穴をあけたときに取った土を
上からかぶせて少し抑えるようにして下さい。
5.大きく育つ物(木のようになる物)には仮の支柱をする
植えつけた後は支柱をしてやりましょう。
ピーマンは支柱が要ります。
ちなみにこの支柱は仮支柱言って苗が大きくなってから
本支柱を付けてそこにひもで縛ってやります。
これはまた今度説明します。
6.株元に稲わらや枯草・落ち葉などをかける
植えつけたばっかりの苗は弱いので
日差しの照り返しの暑さやマルチに葉っぱが付く事で
葉が焼けを起こしてしまい、
最初の成長が悪化したり収量が下がる事もあるので
植えた後は落ち葉や、稲わら、
もみ殻などで葉っぱが焼けないようにしてやりましょう。
遅霜の心配がある場合は
もしあなたの住んでいる地域が寒かったり
植え付けの時期が早すぎて、遅霜の心配がある場合は
遅霜対策にあんどんや苗キャップをかけてあげましょう。
7.苗に水をやる
最後に苗に水をやれば完了です。
植え付けの時間帯
苗を植える際は
日差しが弱い時にしてあげた方が
移し替えによる枯れを防げます。
早朝や、夕方以降に植えてあげましょう。
もし、お昼ごろのカンカン照りな時に植えるなら、
マルチに穴をあけて
苗を植える穴に水をたっぷりやってから植えると多少良いです。
それでも、植えつけるとシナシナになり
そのまま枯れてしまう可能性がありますので注意してくださいね^^